TeraStationのNFSが使い物にならない

困ったことにTeraStationNFSは現時点で、作成したファイルの所有者が99/99になるという致命的なバグがある。 そこでうまくサーバーの外部ストレージとして使う方法。 簡単に言えば、TeraStation上にループバックファイルを作ってそいつの中にファイルシステムを作ってそいつをマウントする方法。 つまり、Sambaで共有しながらNFSもつかうような方法ではないよ。 だからもしかしたらサーバーにGigabitEtherを一枚つけてTeraStationクロスケーブルで直結すればいいかもしれない。

ループバックデバイスを作る

まず最初にループバックファイルを作る。NFSでマウントしたらそいつの上で
# dd if=/dev/zero of=disk0 bs=1M count=500
としてファイルを作る。次に
# losetup /dev/loop0 disk0
としてデバイスに関連つける。

ファイルシステムを作る

あとは普通のファイルシステムを作るように
# /sbin/mke2fs /dev/loop0
としたら最後にマウントしてみる。
# mount /dev/loop0 /mnt/loop
これで完成。 大体NFS上にループバックファイル作るときで10.8MB/s、ループバックマウントした上にddで300M位のファイルを作るときで13.1MB/s くらい。 大いにキャッシュ効いてるみたいだ。 syncモードで実験してみないと。 ちなみに100BASE-TXで512MメモリでPentium4、2GHzなくらいのマシンでの話し。

参考